六文儀姉妹の日記。[6月]

バックナンバー05月03・04月02月01月
12月11月10月9月8月7月6月


6/5 新たなる世界


目を開けると光が飛び込んでくる。
次第に鮮明になっていく視界の先には、昨日までと同じ風景が広がっている。
いや正しくは――同じに見える風景。
大地を照らす光、心地よく吹く風、土の匂い、水のせせらぎ。
自然やそこに立つ建造物は同じでも、確実に違うのはそこに住む人々。

平行して存在する世界への移住。

移住した者。
元の世界にとどまった者。

同じ景色の、同じ時間の流れの、けれど重なることのない並列世界。
私の選んだのは移住だった。
ギルドの仲間たちと一緒に、新たなる世界へと。

残してきた思い出がある。
残してきた人々がいる。

あの頃に戻りたくなることもあるけれども、後悔しない様にまっすぐに前を見つめ――
私は歩みだした。









せつな=六文儀
なゆた=六文儀
アナスタシア=コモド=ルシア


「ふふふふ・・・バルダーに肉体を残したまま、ティアメットにも降臨! 心は1つ身体は2つ、今度は戦闘型として生きる“せつな=六文儀Ver.ティアメット”ここに参上っ!」


「あ、せつなお姉ちゃん。いいところにっ!」




「いや一応、生き別れになりかけた姉妹との感動の再会なんだから・・・もうちょっとなにかないのっ!? 涙とか!」


「それどころではありませんわ、せつなお姉さま。・・・なつめお姉さまが行方不明なんですのよ」



「え、せつな姉って・・・なゆたやシアと一緒に移住したんじゃないの?」



「そのはずなんですけど・・・」



「ティアメットに来てから全然姿をみてないんだよっ! 家にも帰らないし、Wisも通じないし・・・ボクたちどうしていいか、もうわかんなくて・・・」


「Wisも? ちょっとやってみようか・・・なつめ姉、なつめ姉、いるー?


なつめ「あ・・・せつな?」


お。通じたわよ、なつめ姉に」



「ホント!?」



「今どこにいらっしゃるのでしょうか?」



「ちょとまって聞いてみる。なつめ姉、いったいどこにいるの? 移住してきたんじゃなかったの?


なつめ「あ-・・・なんかね、移住する時に時空の隙間にはさまっちゃったみたいで・・・お尻から下が埋まってぬけないのよ」


「でか尻」


なつめ「とりあえず会ったらしばくわよ」


「まあまあ。で、どこにはさまってるの?」


なつめ「んーとね・・・洞窟の中で、周りが水辺で。・・・いや、もっと分かりやすい目印あるわ」


「なに?」


なつめ「ごつミノ」


「・・・・・・」



「・・・・・・」



「えと・・・私たちじゃが最下層は無理だから。がんばって自力で脱出してね」


なつめ「いや、無理だから長いことここにいるんだけど・・・」


「んー、それならギルドの方に頼んで救援部隊編成していただきましょうか?」



「あ、それは名案だねー」



「なつめ姉の人望で果たして人が集まるかが問題だけどねっ」


なつめ「あんた・・・絞めるわよ」




というわけでなんとか討伐隊編成。

8名PTでいざGHへ突撃。


時に死者をだしつつも。





ごつミノをなぎ倒し。



なつめ姉をj救出!




「・・・ってなんでアコ姿!?」



「んー、きっと時空の歪みが肉体に変化を与えたのねっ」



「与えないしっ! なにっ! こっそりアコになってたわけっ!? ドッキリ!?」



「ドッキリだなんてそんな・・・まぁちょっとだけ」



「あーーーーもう、心配かけといてっ! きーーー」



「まーまー、せつなお姉ちゃん。無事だったんだからよかったじゃない」



「まあそうだけどさー・・・」



「って、ひそかになゆたもハンタになってるけどね」



「てへっ」



「・・・・『てへっ』じゃないわーっ! かわいこぶって誤魔化すんじゃないわよーーっ」



「なにはともあれ、新生『六文儀三姉妹』これからもよろしくお願いします」



「まとめてるしっ!?」










6/11 スタートライン

せつな=六文儀
なつめ=六文儀



「というわけでついにプリーストへと転職することができました〜」



「おめでとう〜〜! いやーこれでなつめ姉も二次職かー。長かったわねー」


「そうね。INT寄りアコとして修行するも挫折し、結婚引退。その後復帰してモンクになるも・・・ソロはともかくPTメインになってくると微妙なのよね〜前衛としても、支援としても。モンクとして寺院に籍を置きつつ、こっそりと修行を勉強を重ねて・・・ついに念願のプリにっ!」


「なんでこっそり修行してたのかが疑問なんだけど」


「んー、マイグレ前の話になるんだけどね。
ほら、私たちがお世話になってるギルドってみんなアコプリ持ちじゃない?
で、移住したら私もプリやってみたらって話があったわけなのよ」」


「って、なつめ姉モンクいるじゃん」


「モンクは却下されたw。
・・・で、実はその時、すでに支援アコとしての修行始めてたわけなのよ。」



「あ、そなんだ」



「そそ。で、移住したらお披露目しようと思って・・・支援型はソロじゃ限界あるからね〜。こっそり臨時に通ってたわけなのよ。
ほんとはプリで初登場とか思ってたけど・・・まあそれはちょっと無理でした、と」


「なるほどねー・・・。
あ、そだ。オボンヌcいるかもって言ってたから集めといたけど・・・」


「あ、キュアとったからもういらない〜



「・・・2枚もあるのに」



「んー48転職なら必要だったんだけどね〜。スキルPあまったからとっちゃったし」






さて、そんなわけでギルドのプリさん方に囲まれつつ望んだ転職試験!

・・・アナタタチはホントに聖職者デスカ・・・





悪魔の誘惑に耐えて、晴れて転職!

少なくとも清純派といってるプリさんは一番ヨゴレかとw





翌日、プリでの初狩りに。
行き先は監獄。





いっきにJob21まで上がりました♪。



「というわけで、支援型も楽しいと思う今日この頃」



「あれ、MEとるんじゃなかったの」



「んー、色々遊ぶこと考えたら支援の方が幅広くいけるかなって。MEも夢だったんだけどねー」



「じゃあ目指すは転生だね。支援MEプリ」



「それは気が遠くなる・・・・・・」