<ルートモデル>
2:世界→3:世界→4:特殊「散る言葉」→5:言葉「そして振り出しにもどる」


<ストーリー>



澤永に電話する言葉。
本当に好きな人を諦めなきれないと別れを告げる。
「さよなら」



朝、同じ電車に乗った言葉はうってわかって元気。
「自分に素直になれたからです」

その様子を見ていた七海はあわてて世界にそのことを知らせる。
誠を疑うも、イマイチ踏み切れない世界。
そこに失恋ショックの泰介が現れ、言葉に別れを突きつけられたと話す。

昼休み、食事に誘いに来る言葉。
「三人でまた一緒にご飯食べられたらなって・・・」
階段で修羅場。
「誠になにかするの、やめてくれる?」

「やだなぁ。誠君に最初になにかしたのは西園寺さんじゃないですか」


「私だって自分の彼氏が寝取られた光景なんて、思い出したくないです」
「寝取られっ・・・て」

言葉、宣戦布告。
「今は彼女のつもりだけど、負けません」

放課後、買い食いをする二人。
三人で昼食をとらないことと、言葉を着信拒否にすることを頼む世界。
つながらない電話に「もうそんな手をうってきますか・・・」と弱気になる。「もうあきらめないって決めたんだから」
言葉は誠の家に向かう。
誠は言葉を家まで送っていく。
「友達からやり直して・・・もう一度がんばってみるのでも・・・」


朝、通学電車の中で誠と言葉に妨害工作をしかける光と七海。
そして言葉に「誠にちょっかいをかけるな」と忠告する。


翌日、誠に重箱一杯の昼食を作ってくる言葉。
メールで4組の女子に妨害を指示する七海。
足を引っ掛けられ、弁当は床に散乱する。

「お弁当つくってきたんでっすけど。足引っ掛けて、落としちゃって。残ったのは、お茶ぐらいしか・・・」

購買にパンを買いに行く誠。
そして4組の女子が言葉へのイジメを計画しているのを知る。


「明日は俺も弁当つくってくるから。交換して食べような」




言葉を苛めることをやめろと七海と世界に告げる。
世界、訳がわからず戸惑う。
4組。教室で手を上げられようとしている言葉を誠が救う。




加藤にいじめをやめさせるように頼む誠。
「今後、こいつに手を出すなよ」



「ごめんなさい、ごめんなさい」
何も知らなかったと誤る世界。
けれど誠は「知らなかったはずないだろ」と別れを告げる。
去っていく誠。
言葉は立ち止まるも、何を言うこともできない。
誠に呼ばれ、去っていく言葉。
世界、泣き続ける。



屋上、再びつきあおうと言葉に告げる。
そして二人の影が重なる。