<ルートモデル>
2:世界→3:世界→4:世界より特殊「散る言葉」

<ここまでのお話>
自分の本当の気持ちに気づき、中庭で世界に告白(2話)。
本当の気持ちを告げることができないまま、ある日ついに二人の関係が言葉にバレてしまう(3話)。

<ストーリー>
文化祭当日。
3組では喫茶店の準備で大忙し。
ウェイトレス姿の世界に「お姫様みたいだ」と口にする誠。



「誰か助けてください〜〜ここにノロけてるバカップルがいま〜〜す」

一方4組では極秘裏に秘密の部屋が設営されていた。
乙女達に「つきあってるなら誠をつれてこい」と言われる言葉。

「わかりました」

4組。休憩に入った誠にクラスに来て欲しいとつげる言葉。
だが、誠はそれを拒絶する。

「待ってますから」

哀願するように言葉はそういって教室をあとにする。



「泣いちゃ・・・だめ」

待ち続ける言葉。
だが、いくら待っても来ない事にクラスメイトの態度はエスカレートしていくばかり。
そんな苛められる言葉を目撃しながらも、誠はその場をあとにした(分岐)。
終わらない苛めに、割って入ったのは恭介だった。
だが乙女の口車に乗せられた恭介は、言葉を無理やり押し倒す。




そして後夜祭。
フォークダンスを踊る二人をそっと物陰から見つめる言葉は、力なく泣き崩れるのだった。







<4話つっこみ>
恭介は単なるバカデスカ。
でもレイプ教唆の乙女は極悪ですね><
そして誠は・・・うーん。二股回避がいいことなのか、それとも女の子を助けに入らない男がくずなのか。
目に映るもの全てを助けようとするのは傲慢かもしれないけれど、弱者を助けないのは臆病者。

このへんは意見の分かれるところですね。